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描くときの自分

いつもの皆勤賞の方の肖像画です。背景に岩を描いたんですが
ゴツゴツ感にややリアリティが不足しているようです。人物画は描き込んで
いくとだんだん難しくなってきて妙な自分が出たりします。そんなとき、
アンドリュー・ワイエスの次の言葉を思い起こすと素直に描ける助けとなるかも
しれません。「できることなら私は自分の存在を消してしまって絵を描きたい。
あるのは私の手だけ、という具合に。」場合にもよりますが自分のことを必要以上
に考えるとかえって難しくなることがあります。

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